明治維新の亡霊が蘇っている

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明治維新は、農民が徹底的に搾取された革命だった。政府は徴兵も労働力も全て農村に頼ったのだ。西欧的植民政策が明治維新によって自国内で完徹された訳だ。王政復古主義が政府を支え、農村の不満のガス抜きは天皇の仕事となった。そして大戦に負けたあと、財閥と官僚は再び明治維新的富国政策に突っ走る。自民党官僚、メディア、そして心理的ヒエラルキーとしての天皇がともに手をたずさえて全体主義的資本主義を貫徹させる。その結果景気対策のための金融緩和が繰り返され、バブル景気とバブル不況が繰り返される。賃金労働者の預金資産はその都度企業による内部留保と投機家による投機益に化けて行く。貧富の差は拡大し資産バブルは拡大する。結局明治維新に始まる日本経済史は親王制に裏打ちされた全体主義的経済の歴史でもある。我々は今もなお明治維新と言う経済復興革命の延長線上にあると言うことである。