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「騙された」の大合唱だった東京裁判

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ルーズベルトもハルもマーシャルもみんな真珠湾攻撃のことを事前に知っていたという証拠がポンポンと出てきて、「ルーズベルトにうまい具合にはめられた」「ルーズベルトがわざと日本に真珠湾を攻撃させた」というルーズベルト謀略説が生まれました。その結果日本の弁護側証言は被告の極刑を逃れるために「はめられた、はめられた」の大合唱になっちゃったわけです。「だまされた自分たちが愚かだったから罪がない」「計画的ではないから、共同謀議はなかった」という論法で極刑を逃れようとした。その結果「陸軍はまったく無計画で戦争を深く考えていませんでした」と証言する将校がどんどん出てきてしまった。そして結局「日本人は本当に馬鹿なんじゃないか」ということで東京裁判は終わったのです。大戦末期には彼らのために庶民は17歳から45歳まで根こそぎ徴集されその9割が死んでいます。270万人の戦死者のうち6割が広義の餓死です。「無計画な軍隊が行きがかり上亡国の戦争をやってしまいました」というとんでもない弁護陳述のもとに日本側は裁判を終わりにします。だからこそ、こんな国は軍隊を持っちゃいかんのです。

 

 参考資料 半藤一久、保坂正康 東京裁判を読む