メディアは大衆を無害化する。

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第二次世界大戦後少数のエリートたちが現れ、政治、経済、軍事において決定権を握る。頂点の下にいる中間層は孤立する。中間は底辺と頂点を媒介しない。底辺は頂点と完全に分断される。中間と底辺は、陽気でおしゃべりなメディアによって慰められ大衆化されそして無力化される。こうして、数では頂点をはるかにしのぐ存在であるにもかかわらず、彼らは頂点と戦わない。

米イージス艦衝突、仲間を取り残す恐れを知りながらの苦渋の決断

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イージス艦とコンテナ線との衝突事故はイージス艦側のミスによることがはっきりしたが、イージス艦の損傷が比較的軽度なのに7人もの兵士が一度に死ぬものなのかという疑問が残った。今ようやく、その真相が明らかになった。

http://news.line.me/issue/c549de26786b/2589a1a2e13e?utm_source=other&utm_medium=share&utm_content=app&utm_campaign=none

イージス艦の沈没を防ぐために、浸水が始まった部屋の出口を塞ぐ必要があった。その結果中にで救出を待っていた7人全員が亡くなった。7人の救助より浸水を防ぐことが優先された。それは船を沈ませないために取りうる唯一の方法だった。7人の冥福を祈りたい。イージス艦を日本の国に例えてみよう。原発事故、 津波、 戦争、 テロなどにより犠牲になった日本人は、沈没を防ぐために犠牲になったイージス艦の兵士に似ている。彼らは国を滅ぼさないために犠牲になった人たちだ。戦争で散った人たちも津波やテロで散った人たちもその死の意味はイージス艦のために死んだ彼らのそれと同じだ。たとえそれが『間違い』によって起こったとしても、その死は国を助けたのだ。

 戦没者慰霊の日にアメリカ人が取り交わす言葉がある。”All gave some,

some gave all. Thank you. Land of freedom because of the brave” ー多くの者が少しを与え、そして少しの者がその全てを与えた。ありがとう。この自由はあなたの勇気によるものだ。

クロネコのアマゾン即日配送からの撤退ークロネコが失なったもの

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クロネコがアマゾンの即日配送から撤退した。自社職員の労働時間を短縮するためというのが理由だが、結局クロネコがアマゾンの低コスト要求に耐えられなかったと言うことだ。これを自社の社員を守るために得意先の要望を蹴ったとしてクロネコを讃える論者もいる。これには私は賛成できない。クロネコはサービス業であり庶民への宅配で儲けてきた会社だ。サービスの質を落とすと言うことは、サービス料を実質的に値上げしたことと同じだ。今までクロネコが頼ってきた消費者に背を向けた行為と言えるのだ。アマゾンは庶民を見ているがクロネコは庶民を見ていない。政治家でも商人でも誰でも同じだ。庶民から目をそらした瞬間にその人間は堕落していく。社員が大事なら値上げではなく、なぜ内部留保に手をつけないのか。クロネコの撤退により、アマゾンは粗悪な下請け業者による即日配送ミスにしばらく悩まされるだろう。でもそれはいっ時のことだ。やがて消費者から目を背けた企業は去り、庶民を見続けた企業が勝つだろう。アマゾンは今、自ら配達用社員を雇い上げ、新たな配送会社を自社で立ち上げようとしている。消費者に目を向けた発想からしか生まれない見事な決断だ。

「AirPods」の起こした一大革命 - イアホンジャックのないスマホ

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下の記事をじっくり読んで欲しい。

"「AirPods」を速攻レビュー、音楽を毎日聴く人には間違いなくおすすめのワイヤレスイヤホン"
http://appllio.com/apple-airpods-t-review

iphone7や8を買うまいと思っていた私はこの記事を読んで気が変わった。敢えてイアホンジャックなしのiphoneを今買うべきだと決心したのだ。
イアホンジャックを取り去ることによってスマホ本体の構造や機能が良くなる事は多くの人が指摘するが、airpodsが学期的な発明だと言う人は少ない。イアホンが小さな携帯ケースの中で充電されるその事の重大さを論じた記事が少ないのだ。つまり、イアホンケースが携帯充電器になっている。ケースが一旦充電された後、今度はそのケースに入れたairpodsがケースによって充電される。普通は1段階で済ませているイアホンの充電が2段階で行われる。ただそれだけのことだ。ところがこれが大発見なのだ。ケースを一回充電すれば、イアホンをケースから取りだしたり、しまったりすることで、何日間でも、好きな時に好きなだけ音楽を楽しむことが出来るのだ。ケースの大きさやケースのバッテリー容量あるいは充電速度、あるいはケースの充電方法(ワイアレス充電を含む)はいくらでも後から改良出来る。しかも価格は安い。airpodsの利便性を知ったiphoneユーザーは、airpodsのバージョンアップを、スマホ本体のバージョンアップと同様に待ち望むようになるだろう。しかもその値段はスマホを買い換えるよりはるかに安い。アップルはスマホ本体とは別の、airpodsと言う一大マーケットを作ったことになる。

スマホにイアホンジャックなど必要ないと宣言した瞬間、アップルは、ジョブスを超えたと思う。天井が見えたと思われたスマホビジネスがこれで息を吹き返した。アップルがSteve Jobsなしでも立派にやって行けることを証明した学期的な瞬間であった。

共謀罪(テロ等準備罪)を誤解しないで下さい

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共謀罪(テロ等準備罪)とは凶悪な集団犯罪を未遂の段階で断つ法律です。たとえば桶川集団ストーカー殺人事件のように、殺されるかも知れないと警察にかけ込んだら殺されてから来てくださいと言われて追い返されるということはもう起こらなくなります。あるいは、教師が加担した悪質な集団いじめ事件によって我が子が自殺しそうになった時、警察に駆け込んだら、自殺してから来てくださいと言われて追い返されることはなくなるはずです。あるいは、あなたが怖そうな人に因縁をつけられてお前を殺すぞと脅された場合、その殺そうとした人間が政府の指定する危険集団に属する疑いが少しでもあれば、殺されそうだと警察に駆け込めば、殺されてから来いと言われて追い返されることはなくなるでしょう。市民にとって危険であると判断される集団の種類や数は政府が決める重大な決定事項です。政府は、市民の安全を守る上で最も有効な形でそれを決めるはずです。共謀罪は、警察が「未遂」を理由に非介入を決め込んだために愛する者を失った遺族に報いる法律です。テロだけではないのです。あらゆる卑怯で凶悪な犯罪の組織的陰謀を未遂の段階で断つ法律なのです。

国債直接引き受けは禁じ手ではない!

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今経済上の問題は富の「再分配」ではなく、富の「分配」そのものにあるように思えてならない。モノやサ ービスは十分過ぎるほどあるのに、それらが人々に十分ゆきわたらない。銀行にマネーを注ぎ込んでもなかなかマネーストックが増えない。失業率が下がっても賃金が上がらない。生産性を上げても消費が増えない。要するに「量的緩和の効かないデフレ」が今起こっているのだ。このままイノベーションと生産性が向上すれば失業者は急増するに違いない。富の分配はますます「労働」から遠ざかって行く。もはや「労働」は富や所得の対価ではなくなる日は近い。消費は減退し財は売れ残る。供給過剰で資本家も結局破綻する。所得が労働の対価ではなくなり資本が富の対価でもなくなる。これを資本主義の終焉と大げさに言う人もいるかも知れない。しかしその解決策は意外と簡単なものだ。国債中央銀行が直接引き受けて、その金を政府が直接国民に渡し国民の所得を直接かさ上げすれば良いのだ。国民全員に行き渡る減税でも良いだろう。重要なのは国債直接引き受けを財源にすることだ。つまり銀行を通さずに政府が国民に直接投資するのだ。モノやサービスが有り余っていれば財の回転は確実に戻る。マネーストックは確実に増える。国債直接引き受けという手段は、財を豊富に積み上げることに成功した政府のみが持つ特権だ。回復力があるからこそこの方法が効く。国債直接引き受けを財源とするべーシックインカムあるいは減税。全ての国民の所得を底上げしマネーストックを確実に増やす。富の「再分配」ではなく「分配」そのものがここでやっとリセットされる。豚済みされていたモノやサービスが動き始めると回復は早い。資本の私有化を堅持しつつ、富の「再分配」という呪文から解き放されて、富の「分配」を正常化させることができる。国債買い受けの本来の目的はここにあったはずだ。

市民は自民党を見限ってはいない。

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安倍政治は両義的であった。『専制による裁量政治』と『社会の公平性を保つエネルギー』とが上手くバランスしていた。これはある意味、日本の自民党の良い伝統でもある。しかしその専制が私欲を満たす道具に使われると全てが台無しになってしまう。これも一つの自民党の伝統である。
他方民進党は平気で嘘をつく。自民党は嘘をつかない。正直な人たちの集まりだ。その意味で市民は自民党を見限っていない。解散してもまた自民党に票を入れるだろう。菅官房長官も本当は正直で嘘をつけない性格であることが、あの東京新聞記者とのやり取りの中に見て取れた。市民はそれをちゃんと見ている。その意味で市民はまだ自民党を見限っていない。民進党官房長官福島原発事故でついた嘘を市民は忘れてはいない。民進党は平気で嘘をつく。むしろその嘘の方が数万倍怖いのだ。それに比べたら菅官房長官のついた『嘘」など取るに足らないことに見えてくる。