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自分の収入に満足しているが47% ー スティグリッツの警告

 

あなたを仮に預金以外に資産を持たない平均的な賃金労働者としましょう。今のあなたの生活の安定をもたらしているのは預金です。今、政府がその預金を原資にして大規模金融緩和を行い巨大な富裕層群を作り始めています。あなたは、自分の預金に影響がないから気づきませんが、今経済格差が限度を超えようとしています。富裕層は政治的支配層とすぐつながります。もし彼らがくっつく政権が強者優先の理論に立った独裁的政権であったらどうなりますか?原発推進、人権侵害、戦争が現実のものになります。人格権は侵害されあなたの安定した生活もいとも簡単に壊れてしまいます。行き過ぎた格差拡大はやがて経済を悪化させリストラと賃金の低下をもたらすのです。だから今のあなたは現状に満足すべきではなく、今の政治をできるだけ早いうちに変えなければならないのです。

スティグリツ教授の言葉です。

 ”高水準の不平等は、経済の効率性と生産性を低下させる。困窮者は消費をしなくなり景気が悪化して、中間層の賃金は減る。富裕者は消費をしなくなる。ほんの少数(1%)の大富豪が、政治献金と言う投資をして、政治家に自分たちに有利な政策を行わせ、裁判所もマスコミも支配し、貪欲に金を求め続ける。その結果、世の中には不平等、経済格差、教育格差が蔓延し、購買力は上がらず、失業率は上がり、賃金は減り、景気の低迷が止まらなくなる。”

「収入に満足」48% /時事通信 2016.08.27/ https://t.co/iRxT7WbQYo]

仕事も預金も順調なあなた。でも気がつきませんか?あなたの預金を原資にして政府が今大変なことをしていることを? - pkotobaの日記

 

無言館 ー 大戦と徴兵制が語るもの

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長野県上田市無言館に行ってきた。

言葉が出なかった。

 ⑴人類史上最大の不公平

原爆が投下された1945年、信じられないことが日本では起こっていた。敗戦が濃厚であるにもかかわらず徴兵制が最高潮に達していたのだ。この年だけで17歳から45歳までの人口の実に4割が戦場にかりだされた。この年の徴集兵の死亡率は9割を超えた。名家出身だろうと高学歴だろうと金持ちだろうと関係なく根こそぎ徴兵された。世間の注目を浴びやすい超上流階級である皇族、華族、大財閥の子弟は格好の徴兵対象となった。しかし庶民の徴兵逃れにも拍車がかかった。『地獄の沙汰も金次第』、『正直ものが馬鹿を見る』といった言葉が世間を駆けめぐった。地元の有力者は、兵事係に圧力をかけて徴兵原簿の作成や招集令状の発行に手心を加えさせた。徴兵された場合は、軍の人事係にコネや賄賂を使い野戦に出さないようにした。徴兵関連書類は全国の兵時係の手により、降伏翌日の8月16日に全て焼却処分された。かくして、徴兵の闇は、庶民に知られぬまま葬り去られた。あれほど徹底して行われた徴兵の資料が、敗戦の翌日にはすべて灰になってしまったのである。彼らがそこまでして消し去りたかった徴兵とはなんだったのか....。職業軍人(志願兵)が、自らの命を危険にさらすことなく戦争を引き起こし、彼らが招集した庶民である徴集兵が、その戦争に命をかける。この構図が、ついに人類最悪の不公平を生み出した。

無言館

降伏翌日に徴兵資料がすべて焼却されたのはなぜか。これを知りたければ、無言館を訪れると良い。そこには徴集兵の魂の叫びがある。彼らとその家族が味わった無念がある。資料が焼き払われても彼らの叫びを消すことはできない。敗戦が近ずくと召集令状を受け取ることは即、死を意味した。執行部は、徴兵が常軌を逸した殺人行為であることを認識していたに違いない。だから書類の焼却を急いだのだ。彼らにとって徴兵は徴兵原簿に基づく書類上の行為であった。書類がなければ徴兵そのものを問えなくなる。書類さえなければ徴兵について罪に問われることはない。司令部も兵事係もそう考えたに違いない。自己保身のために行ったこの行為により、多くの徴集兵の行方がわからなくなった。現在、太平洋戦争の戦没者が230万人くらいと考えられているが、根拠とするデータが乏しい。彼らの死因分析も不完全である。恐らく「広義の餓死」が7割を超えると考えられている。これに比べて、米国の手厚さは語るまでもない。戦後、米軍の調査団は各戦地を訪れ、戦死兵一人一人の墓を掘り返した。一兵士に対するまで、その死をないがしろにしない。米国は、そうすることによって国家の責任を取ろうとしている。

⑶狂気のサイクル

残念ながら原爆の投下から70年たった現在、日本人のmentalityはあの頃と全く変わっていない。日本人は自らの狂気を自らの力で止めることができない。徴兵資料の全国一斉焼却が示すとおり、その狂気を認識する力も反省する力もない。太平洋戦争では最後までその狂気を自分で止められなかった。日本は本土決戦を決意し米国が核の力でこれを止めた逆に言えば核のみが止められるような巨大な狂気が日本人の心に内在しているとも言える - http://bit.ly/2c0N8ph .  この狂気を最初に認識したのは日本ではなく米国であった。米国は現憲法を制定することによってこの狂気を封じ込めた。だから現憲法を改正してはならない。憲法を改正して自国を守ろうとすれば職業軍人(志願兵)が暴走し70年前の狂気のサイクルが回りだす。「強制による統制のメカニズム」が再び動き出す。

 

⑷「だから日本は軍隊を持ってちゃいかんのです!」

東京裁判を振り返って半藤一利が最後に叫んだ言葉です。↓

http://pkotoba.hatenablog.com/entry/2016/05/08/210121

 

無言館  - 徴兵制がもたらしたもの- - pkotobaの日記

 

格差拡大の原因はQE(量的金融緩和)。ダボス会議もついに認める。

 

リフレ派は「大規模な金融緩和(QE)でインフレにすれば失業率は下がり不況から脱せる」と主張してきた。ところが、QEを繰り返しても一向にインフレにならない。実体経済全体も一向に上向かない。それをよそに、大企業は円安で儲け、預金以外の資産を持つ富裕層は、株と土地の急騰で儲けた。 リフレ派理論は、ノーベル賞受賞者を生み、雇用の改善(失業率の低下)を唄った左派的な魅力的仮説だった。黒田バズーカという大規模緩和実験でこの仮説は検証された。そして見事に否定された。 この実験がもたらしたものは悲惨だった。インフレ誘導に失敗しただけではない。円安で大企業がより肥大化し、資産バブルで富裕層人口が異常な勢いで急増してしまったのだ。緊縮政策でやっと縮小した経済格差が再び異常拡大し始めた。

雇用の改善は金融緩和とは無関係 - pkotobaの日記

 

ダボス不況の原因は格差拡大と認める。/ガーディアン/goo.gl/MQFs0O

仕事も預金も順調なあなた。でも気がつきませんか?あなたの預金を原資にして政府が今大変なことをしていることを?

あなたは預金しか資産がない平均的な賃金労働者とします!仕事もそこそこ順調。預金も少しずつ増えています。あなたは今の生活や収入にまあ満足している。でも気がつきませんか?あなたの預金は減ることはありませんが、あなたの預金が原資とするお金があなたの知らないところで変な動きをしている。あなたはそれに気がつきませんか?それが将来どのような意味を持ってくるか、あなたは気になりませんか?

あなたは平均的な賃金労働者です。今のあなたにとって安定した生活の元になっているものはなんでしょうか。それは預金です。あなたにはそれ以外の資産を持っていません。今、政府がその預金を原資に大規模な金融緩和政策をとり巨大な富裕層による支配階層を作り始めています。政府の言うことだけを聞く層です。

あなたは、自分の預金に影響がないからそれに気づこうとしないのです。でも経済格差が限度を超えればどうなりますか?富裕層は政治的支配層と容易につながります。もしその政権が強者優先の理論を当然のことと考える独裁的政権であったらどうなりますか?原発推進、人権侵害、戦争が現実のものになります。あなたがた賃金労働者の自由は侵害され始めます。あなたの今享受しているそこそこ豊かな生活というものが崩れるのも時間の問題になってきます。あなたは今そこそこの賃金収入があると思っています。でもあなたの周りにはあなたの預金を使った異次元禁輸緩和によって働かずに想像もできないほどの巨富を一度に手にした人がどんどん増えています。あなたは気になりませんか?それが将来どんな意味を持つか。本当に気になりませんか?

最後にあなたにスティグリツ教授の言葉を捧げます。

”高水準の不平等は、経済の効率性と生産性を低下させる。困窮者は消費をしなくなり景気が悪化して、中間層の賃金は減る。富裕者は消費をしなくなる。ほんの少数(1%)の大富豪が、政治献金と言う投資をして、政治家に自分たちに有利な政策を行わせ、裁判所もマスコミも支配し、貪欲に金を求め続ける。その結果、世の中には不平等、経済格差、教育格差が蔓延し、購買力は上がらず、失業率は上がり、賃金は減り、景気の低迷が止まらなくなる。”

 

「収入に満足」48% /時事通信 2016.08.27/  https://t.co/iRxT7WbQYo]

 

書類は猿でも書けます。官僚なんて何も考えていません。

官僚なんて何にも考えていません。何も考えなくていいのです。馬鹿げた法案を時間をかけて作って条例化すれば予算がもらえれます。そうすると新たな天下りポストが出来上がるわけです。それが仲間に評価され出世につながります。次に、法案を実行するための新たな法案を作ります。ポストがまた増えます。際限がありません。彼らの仕事は一見難しくて忙しそうに見えますが、要はそういう書類を作っているだけなのです。だからそういう書類を作ることだけは得意です。彼らにとって法案の中身などどうでもいいのです。一見新規性があるようで実は具にもつかない法案をでっち上げて予算を取ればいいのです。運良く予算がつけばしめたものです。ポストが増えれば仲間に評価され出世の糸口をつかめます。めでたしめでたし。そんなはったり仕事が評価される世界なのです。つまり官庁界は法案バブルとポストバブルでわき返った金余り地帯、決して弾けることのないバブル地帯です。そんなノリで仕事している人ってけっこういませんか? そんな人あなたの周りにもいっぱいいませんか。公務員改革をしましょう‼️

廃炉のための戦い方はある! あきらめるな!

項目1: 福島原発事故の原因が完全に究明されていない。(これは事実)  

http://pkotoba.hatenablog.com/entry/2016/08/15/091935

項目2: 避難計画に実効性がない。

この2点が高浜原発の再稼働の却下理由になった。この基本線を崩さないで戦えばこれからも必ず勝てる!

 

高浜原発:再稼働認めず 関電申し立て却下 大津地裁http://mainichi.jp/articles/20160617/k00/00e/040/166000c

 

マリオタートルの呪い - リオセレモニーにて

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 恐れを知らない幼児性、おめでたい楽観主義、単純な善と悪の対立さえも無視する劣化した道徳感。

 

 

#作者Benjamin Schawartz:医者の肩書きを持つ異色のcartoonist